「君が居なくなった夜」

自分を大切に想ってくれていた君を傷付けて
解っていたのに嫌味口を吐いては勝手に泣いて
子供だった、では済まされないぐらい傷付けてきた
見えるものが全てだった、見えないものは決して信じなかった
自分が全て、だった
優しく、甘やかしてくれる君だけが好きだった

君が私の為に涙し、そして心を壊してしまった
それを見苦しいと思った、汚らしいとも
私は私の為に在るのだと、私は私だけを大事にするのだと言い放った
君は悲しい目をして、ただ俯くだけだったけれど
そんな事どうでも良かった
優しく、甘やかしてくれる君だけが好きだった

私を好きだと言った君
その君はもう何処にも居ない、私の元には還らない想い
受け入れがたい現実、全ては自分が招いた結果
そうさせたのは君ではない、他ならぬ私
君を追い詰めるまで傷付けた代償は、当然の様に私を飲み込んだ
許されるとは思っていない、ただ、もしもまた君に逢えるのならば
ちゃんと「ありがとう」と「ごめんなさい」を言いたい

これからも、この先も、君の痛みを背負って私は生きていく

  Writing by:とうこ / 2013年01月31日

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